災害対策の強化について

東日本大震災から本日で13年。東日本大震災の犠牲になられた方々に哀悼の意を表します。先日の代表質疑では『災害対策の強化』についてもお聞きしました。
今回の質疑では主に、
■福祉避難所の体制強化
■避難所となる学校体育館の空調設備の整備
について今までの質問や議論をベースに何点か要望を行いました。
能登半島地震では耐震性の低い建物の倒壊、大規模火災の発生、長引く避難生活による災害関連死が報告されています。また、高齢者や障害者といった災害時に支援を必要とされる方々の避難生活の難しさも改めて浮き彫りになりました。
今回の京都市の予算案では、耐震・防火改修支援事業が支援を充実させ再構築されるとお聞きしております。私も支援の早期再開を要望して参りましたので、期待をしております。福祉避難所に関して、災害発生後すぐに直接避難できる体制が早急に必要である、ということは5年前の初めての代表質問から一貫して要望をして参りましたが、今年4月から直接、福祉避難所に避難できる方向で進んでいるということで、各関係者の方々のご尽力に本当に感謝を申し上げたいと思います。今後の要望として、直接避難となった場合、一般の避難所と同じく、本市として福祉避難所の備蓄の把握と支援をしっかりと行っていただきたいということです。また、京都市内では福祉避難所が実際に開設された実績がないということですので日頃からの訓練が今まで以上に必要となります。そちらの支援拡充もお願いいたします。要配慮者の方々が安心して避難できる避難所の体制強化について、市長のご見解をお聞かせ下さい。
最後に避難所である学校体育館の空調設備の整備について質問いたします。今回の予算案に、学校体育館における空調設備の導入に向けた調査費が計上されています。私たち会派も、かねてから代表質問や総括質疑など、あらゆる機会をとらまえて要望をして参りました。本市としてもしっかりと調査を行い、今後の計画策定と予算確保に努めていただくことを改めてお願いしたいと思いますが、市長のご所見をお聞かせください。